三界幻想紀/移行版 -在澤魔王裏日誌-

金沢に棲息する海月型魔王の裏日誌が移行したものとも解釈出来ます

最初の通知

今日、俺の国立高専の推薦の結果発表があった。
それは、合格者に文による通知が来ると言う物なのだが、
郵送終了時間をすぎても、俺の家に来る事はなかった。


・・・つまり、まとめて言うと、
落・ち・ま・し・た


しかし、そうなる確率は高かった。
俺の志望する学科は、志望人数が異常なほど高く、
その中から15人程度しか選ばれない。
故に、俺にとって、軽度のアスペ持ちの俺にとって、
かなり厳しい物だったのだ。
恐らく、俺よりずっと良い者が、居たのだろうな・・・。
その結果、一度目のチャンスを、俺は失った ーー


しかし、まだ二度目のチャンスがある。
それは、「学力入試」だ。
実際、その内容は難しく、
俺自身、それで入れるかどうかと言う自信がない。
それは、2月の下旬に行われる事になる。


今日で全てから解放される、と反面思っていたが、
どうもそうには行かない様だ。


故に、ここに来る頻度は下がる。
いや、現在は仮復活中だから、当然、ここで活動する規模は小さいから、
あまり活動する事もないだろう。
今回のこれによって・・・ね。
さぁ、一体どうすれば良いのやら。
涙さえも出ない。
ただ、曇天の如き・・・・だな。今の俺を例えるならば。
それでは、またいつか、時がたち、時が来れば、再び会おうぞ。
その時まで、俺は学び続けねばならない・・・・・。
では、さらばだ。
また近く、会おうぞ。