三界幻想紀/移行版 -在澤魔王裏日誌-

金沢に棲息する海月型魔王の裏日誌が移行したものとも解釈出来ます

とにかく紹介したい、曲があるんだ。

俺の場合「特に」と言う程の事が無ければ、ある楽曲に関するレビューは書かないと決めている。と言うかしない。
確かに2009年代辺りはしていたが、今ではしてもいなかった、今日になるまでは。
...うん、見つかったと言うより「出逢った」って言う方が良い、「特に」と言える楽曲がね
だから今から、紹介する事にするね。


最近俺はある男性の歌手の楽曲を好んでいる。
その人は歌のみならず、自ら歌詞を作り曲を作る...すなわちシンガーソングライターである。
そして彼は日本でもはや説明不要の人であり、彼の作った楽曲は恐らく誰もが知っているものが多い。
........そう、誰かと言うと恐らく勘が良い人はもう気付いているかもしれないけど。


それで彼の楽曲を好んで聴く様になったのは、今年の春辺りからだろうかな。
でも春から今日までの間、俺の身に心に色々な事があった。
特に今月の中旬から、俺の心は混沌としていた。
正と負が混雑し、俺は荒廃していた。
そんな時だった。
21日の午後、俺はその紹介したい曲を初めて聞いた。
実を言うとその曲自体は名前自体は知っていたが、聞こうともしなかった。
何かの恐れなのか戸惑いなのか、そんな類いでだろう。
その時も俺の脳は混乱していた。もう無茶苦茶な時だった。
俺はその曲をWeb上で再生した。
そして俺は後にして悟る事となる、「この曲をなめとった」と。
その曲は所々が凄まじいエネルギーで満ちあふれていた。
しかしその中に、彼の優しさと彼のこれからの覚悟がちりばめられていた。
その曲を聴いている内に、俺の目から涙が溢れ出していた。もう止まらなかった。
正直言って色々な曲を聴いていると中に泣きそうになる程感動する曲があるのだが、
これはもはや次元が違っていた。それすらを超えるとも言って良い。
そして聞き終わると、俺の心の中に何かが漲る様な感じがした。
負では無い、正のエネルギーが。
今後を生きるための、勇気や力が...。

俺の混乱をも治め、更に俺にこれからを生きる勇気をくれたその曲は......................
槇原敬之氏のアルバム「太陽」から「太陽」


まずは先入観に囚われずに、この曲を聴いて欲しい。
特に、初めて聞いた時の俺の様な、迷いに迷って混乱している方にこそ、この曲を聴いてもらいたい。
本当に「素晴らしい」としか言う事が出来ない、彼の傑作である。


この楽曲はWebで調べれば出て来るのだが、むしろ俺としては原曲で聞く事を強くお勧めする。
特にCDを買うか借りるかして、聞くのが一番効果的だろう。


大変失礼ながらも、微妙な文章構成になってしまった。
色々と申し訳ない気分である。


それでも俺は伝える、この曲の存在を。
こんな御時世だからこそ、もっと強く...。


これにてレビューを終了する。
是非、「太陽」を聞いて欲しい。
きっとそれが貴方の心に、大いなる「太陽」を生み出すから。
それは俺も、同じだから。